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実はあの超有名アニメゲームのデザインは、日本文化から来ていた!?


デジタルアートで現在世界的に有名な、ウルトラテクノロジスト集団teamLab
デザイナー、プログラマー、エンジニア、数学者など、それぞれの分野のスペシャリストが揃う集団を率いる、代表の猪子寿之さん。

今や世界的に有名な実業家となり、TEDにも登壇されました。



もうこの演説は本当に衝撃で、東大を卒業されてらっしゃる猪子さんの頭の良さが伺えて、何より今現代のアートが実は日本文化の影響を受けている、というより日本のアートは昔からそうだったということに気付くと同時に驚くお話でした。

話されている内容は少し専門的でもあるので、なかなか一回では理解しにくいかもしれませんが考えれば考えるほど納得するような内容となっています。

 

デザインに影響を及ぼした日本文化

 

デザインというのは様々なところで必ず使われていて、もちろんゲームなんかにもデザインは施されていますよね。

そこで、代表的なあのゲームを思い返していただきながら日本文化がどう影響を及ぼしているか実感していただきたいと思います。

日本発信のゲーム、と聞くと何が思い浮かびますでしょうか?

多分、一番周知されていてすぐに思い浮かぶのはマリオなんじゃないかと思います。
マリオ
コントローラーの右ボタンを押してどんどん進んでいき、コインなどをゲットしながら
ゴールを目指すというお馴染みのゲーム。


では、海外の代表的なゲームというと、どのようなものを思い浮かべるでしょうか。
シューティング
おそらく、一般的なのはシューティングゲームなのではないかと思います。
前に前に進んでいき、どんどん的を銃で撃ち倒していくゲーム。

では、このゲームのデザインにどのように日本文化が影響されているのか。

まず伝統的な日本画の大和絵を見ていただきましょう。
大和絵
絵の中に何人か人がいて、絵を見ているとまるでその時代にタイムスリップしてその場に自分もいるかのように想像することができる。 その絵を空間的に捉えることができる。

見ている側に立つと、絵を見ると空間的に見ることができ、そして見られている側、つまり絵の中にいる人物に立ったとして(例えば絵の中の黒い人になりきったとします)、こちら側を見たと想像してもおそらく空間的に見ているのではないかと。

 

 

では一方で、海外の絵はどうでしょうか。

代表的な絵画のモナリザを例に挙げましょう。

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私たちがモナリザを見ている時は、空間的に見るのではなく、もちろん視覚的にただ絵というものを鑑賞しますよね。前に一方通行な視野で絵を見るということになる。それは、モナリザ側に立って私たちを見ると想像したとしても同じになります。モナリザからしたら見られている側の人間しか見えない。


つまり、日本は昔から空間的にデザインしていた。

 

どういうことかというと、

 

見ている側が視覚的に捉える絵ではなく、空間的に捉える絵を描いてきた。その結果空間的にデザインされたマリオゲームが大ブームした。ということなのです。


海外のゲームはすべて前へ前へ進んでいく一方通行の視野で見るゲームしかなかったところを、日本の横に動いて進んでいくゲームが目新しくてヒットした、というわけなんです。

 

海外のゲームって、主人公が見えないですよね。主人公の銃を持つ手先だけが見える。
でも、日本のゲームは主人公が画面上の中にいる。
だからその主人公になりきることができ、まるで自分がその画面の中の世界でプレイしているかのような感覚に陥ることができるんです。

そしてそれは、日本の大和絵から分かるように、 日本文化が影響していたということなんですね。

ということをTEDの中で、猪子さんは私の分かりにくい説明なんかよりも非常に分かりやすく説明されていましたw

デザインやアートを勉強されていない方であっても、日本文化とデザインの繋がりが知れて面白い内容にもなっているので是非TEDをご覧になってみてください。

 

そしてこちらの本にも、日本画とマリオの関係性など詳しい内容が書かれています。

猪子さんの他にも、クラウドワークスCEO吉田浩一郎さんや落合陽一さんなど、各業界のイノベーター計7名の対話集となっており非常に見応えのある一冊です。

デザイン・アート・テクノロジーに興味がある方はもちろんのこと、世の中に何かイノベーションを起こしたい方や起業を目指す方にもおすすめの一冊となっています。

 

テクノロジーとアートが世界を変える!